フルーツや花、スパイスに含まれる全ての要素がこのワインの中に集合したかのように、ゲヴゥルツトラミネールの持つ豊かさ、複雑性、強い個性が口の中で絶大な喜びを表現します!
食事の前に食欲を呼び覚ますため、食前酒としても最適です。
まろやかで魅惑的な特徴が、五感を呼び覚ます旅へと誘います。そのため、このワインを世界中の料理と結びつけるのは当然のことと言えるでしょう。アジア料理やインド料理、メキシコ料理、モロッコ料理など、スパイシーな料理の味わいを高めてくれます。それには、いくつかの理由があります。まず、魚の甘辛煮や豚肉のカラメルソース煮、鴨のオレンジソースなど、甘辛の味付けが多いアジア料理ですが、これらの料理の甘味が、絹のように滑らかなワインの豊満さを引き立てます。続いて、一般的にハーブ、場合によっては非常に辛いスパイスを使用する事が特徴のタイ料理(レモングラス、ターメリックなど)、インド料理(コリアンダー、クミン、ガラムマサラ)、インドネシア料理(ココナッツミルク、ターメリック、唐辛子)、モロッコ料理(シナモン、クローブ、唐辛子)。ここでは、ゲヴゥルツトラミネールがその力強さと、ボリューム、口の中に広がる素晴らしい後味などの特長を、余すことなく発揮します。これらの料理の特徴ある味に負けることなく、これらの風味を官能的なダンスに誘い、ワインと料理が印象的な共演を披露してくれます!
その他のペアリングでは、ゲヴゥルツトラミネールはチーズの盛り合わせのスター的存在といえる「こってりとした味」のチーズによく合います。マンステールやマロワール、ポン・レヴェック、リヴァロが、ワインと同じく、フルーティーで口中に広がる力強いアロマを共有します。
さて、デザートの番です!アプリコットのタルト、トロピカルフルーツのパピヨット、クレーム・キャラメルと合わせれば、このワインの魅力でもある独特のフルーティーさが強調されます。さらに、ビスケットやケーキなど、甘さ控えめのあらゆるデザートとの相性も抜群です。