ソメルベルグは、カッツエンタールの南、ニーデルモルシュヴィールの北にあたるトロワ=エピ(Trois-Épis)の麓に広がっています。非常に急勾配(45度)の丘の斜面にあり、畑の方角は南、標高は約400mです。
Turckheimと呼ばれる2種類の雲母から構成される花崗岩が形成する基盤岩は非常に風化が進んでおり、ブドウ栽培に最適なミネラル成分を豊富に含んだ花崗岩質の真砂土を生み出しています。
総面積28.36ヘクタールの区画はアルザスの高級品種全ての栽培に適していますが、その中でも特にリースリングの栽培に向いています。
ニーデルモルシュヴィールでは1214年からブドウ栽培が行われており、その一部は17世紀からソメルベルグの名称によって区別されていました。
非常に個性的なリースリング・アルザス・グラン・クリュ・ソメルベルグは、1年から3年の熟成後にその味わい全てを楽しむことが出来ます。